通常の52枚のトランプにジョーカーを1枚加える
各スートのA,K,Q,J,10(計20枚)をできるだけたくさん取ること
最初のディーラーを任意の方法で決める
次回からディーラーは時計回りに交代する
プレイヤーが5人の時は各プレイヤーに10枚配り、残り3枚はテーブル中央に裏返しに置く(これをウィドーと呼ぶ)
誰がナポレオンになるかを決めるためにビッドを行う
切り札のスートと予測した枚数を宣言する(例えば♠で12枚)
次のプレイヤーからはそれよりも強いビッドしか行えない
強いビッドとは枚数が多い、あるいは同じ枚数でもより強いスートのこと
スートの強さは強い順に♠♡♢♣
ビッドしたくない場合パスを宣言する
一度パスをしても再びビッドに参加できる
最後にビッドしたプレイヤーがナポレオンになる
もし誰も一度もビッドしなかったらプレイは行われず次のディーラーがディールをやり直す
ナポレオンはカードを指名して、それを持っているプレイヤーを副官に指名する
指名は「♠Aを副官に指定する」などと言う
この場合♠Aを持っているプレイヤーが副官になる
指定するのはどのカードでも構わない
副官に指定されたプレイヤーは、そのカードをプレイするまで自分が副官であることを公表することは禁じされている
もし副官指定のカードがナポレオンの手札やウィドーの中にあったらナポレオンは副官なしでプレイする
ナポレオンはウィドーを手札に加えて、同じ枚数だけカードを裏向きに捨て札にする
絵札を捨て札にすることもできるが、捨て札する絵札は表向きにして公表しなくてはならない
捨て札された絵札は相手チームのものとなる
ナポレオンが最初のリードを行う
切り札ありのマストフォローのトリックテイキングを行う
♠Aや裏ジャックは強いカードですが、切り札のスートに属するわけではない
トリックに勝つプレイヤーは次の通り
♠A、正ジャック、裏ジャック、切り札のいずれかが出ている場合、その中の最も強いカードを出したプレイヤー
それ以外の場合、リードされたスートの中で最も強いカードを出したプレイヤー
勝ったプレイヤーが次のリードを行う
[セイムツー]
プレイされたカードがすべて同じスートだった場合、2が最も強いカードになる
ただし♠A、正ジャック、裏ジャックのいずれかが出ていた場合は、それらのカードには負ける
ジョーカーがプレイされるとセイムツーにはならない
最初のトリックだけはセイムツーは適用されない
[ジョーカー]
フォローの場合リードしたスートに関係なく、いつでも使うことができる
しかし最も弱いカードになる
リードの場合は切り札請求となる
つまり他のプレイヤーは切り札を持っていれば出さなければならない
この場合ジョーカーが最も強いカードになる
ただし♠Aを出したプレイヤーがいたら、そのプレイヤーには負ける
切り札請求時に♠Aを出すことができるのは、♠が切り札の時か切り札を持っていない時だけ
最初のリードをジョーカーで行えない
ナポレオンと副官の取った絵札をあわせてビッドした枚数以上ならこの2人のプレイヤーの勝ち、他のプレイヤーは負け
ビッドした枚数未満の場合は、ナポレオンと副官の負け、他のプレイヤーの勝ち
勝ち数の最も多いプレイヤーがゲームの勝者